
特に容量は気にせずに作ったものを、普通にエクスポートしてみると
5.79M
というなかなかの容量になっています。

さすがにデカすぎる!
もっと容量を小さくしたい!
エクスポート設定で圧縮
glbのエクスポートの設定で圧縮にチェックを入れます。


これでエクスポートしてみます。


4.32Mになりました。
1.47M小さくなりましたので、チェック1つでかなり容量を縮めることができました。
この圧縮にチェックを入れると何故かWindowsの3Dビューワーではデータの確認ができなくなりますのでご注意ください。
今のところ問題があるのはWindowsの3Dビューワーだけのようで、他ツールでは問題なく開くことができています。


画像テクスチャの圧縮


glbデータの容量の大半は、この画像テクスチャが占めています。
このデータの場合は、NormalとRoughnessはほとんど容量を食っていませんが、BaseColorがすごいことになっています。
これらの画像は、画像の圧縮ツールを使って容量を小さくします。
自分はいつも「tinypng」というツールのお世話になっています。


使い方は超簡単!
「Drop your images hire!」のところに、圧縮したい画像をドラッグアンドドロップするだけ。


画像容量がかなり圧縮されました。
ではこの画像テクスチャを使って、エクスポート設定では圧縮にチェックを入れた状態でエクスポートします。


1.69Mになりました。



約4Mも小さくできたで
このくらいであれば、webサイトで使うのもあまり問題はないかと思います。
もっと容量を小さくしたい場合は、BaseColorの画像サイズが2048×2048を1024×1024に変更する、pngではなくjpgにする、等の対策を行います。
ただしjpgの場合は、画像が劣化してしまうので注意してください。
tinypngに2~3回かけてみるのもアリです。
tinypngは画像劣化なしに圧縮してくれるのがウリですが、あまりやりすぎると劣化しますので、画像を確認しながらお試しください。
今回のケースのように、NormalやRoughnessがあまり重要ではない場合は画像サイズをもっと小さくしてもいいかもしれません。
ただしjpgにはしないほうがいいでしょう。
BaseColorは色が複雑ですのでjpgにすれば容量を小さくする恩恵が大きいですが、NormalやRoughnessは色が単調なため場合によってはjpgのほうが容量が大きくなります。
また、しっかりした色の違いによって凹凸感を出すNormalでは、jpgにしてしまうと色の境界がぼけて、凹凸感が曖昧になる可能性があります。









